捕鯨が残酷だという告発への返答
デイビッド・アッテンボロー卿を捕鯨の現場へ招く

(ハイ・ノース・アライアンスの2004年3月10日付けニュースからの訳
原題:"WHALERS RESPOND TO CRUELTY CHARGE: INVITE SIR DAVID ATTENBOROUGH ON HUNT ")




BBCにおける自然界のドキュメンタリー番組で世界的に高名なプロデューサーが捕鯨関係者達を「残酷で野蛮な、耐え難い活動に従事している」と非難した。 これに対して捕鯨関係者達は、彼がきちんとした情報に基づく判断ができるよう、捕鯨の現場に招待することで応じた。

デイビッド・アッテンボロー卿は、140の動物福祉団体の連合が作った「Troubled Waters」と題する報告書の前書きで捕鯨を非難した。 「以後のページには、鯨を人道的に殺す方法などないという、科学的で冷静な堅固な証拠が示されています」と彼は書き、「読者が以後のページを読み、鯨をこのように捕殺することが、文明社会でまだ容認されるべきなのかを自分で判断することを望みます」と締めくくっている。

これに対し、ハイノース・アライアンスの事務局長ルネ・フローヴィックはアッテンボロー卿宛ての書簡において、捕鯨を自分自身の目で見てみるよう招待した。 「捕鯨を野蛮で非人道的であると一方的に決め付けるのは、自分の体験に基づくのでないかぎり無意味です」、「そのために、私はあなたがこの夏にノルウェーのミンク捕鯨船に同乗して、海で鯨を人道的に殺す様を自分の目で見るよう招待します」とフローヴィックは書いた。

招待文はさらに、もしアッテンボロー卿が招待を受け入れるなら、「捕鯨が人道的かどうかについて意見をすっかり変え、また、捕鯨者が「他の人と同様に文明人であり、社会に完全に認められるに値することがわかるでしょう」と続けている。

_