ジュッタ・ブリュネ、スティーブン・トゥープ著『国際法における正当性と合法性』(ケンブリッジ大学出版、2010年)
竹内雅俊(東洋学園大学 グローバル・コミュニケーション学部 准教授)による【書評】
https://tcue.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=629&item_no=1&page_id=13&block_id=21
上述の【高崎経済大学論集 第54巻 第3号 2012 103頁~109頁】に面白いのが載ってましたので。
ロン・ロヴィウス・フラー(Lon Lovius Fuller、1902年6月15日 - 1978年4月8日)は、アメリカの法学者。専門は法哲学。
(Wikiによると)
1902年、テキサスに生まれる。スタンフォード大学で法学を学び、デューク大学、オレゴン大学、イリノイ大学などで教えた後、ロスコー・パウンドの後任としてハーバード大学一般法学教授(Carter Professor of General Jurisprudence)に就任した。アメリカ政治・法哲学会会長を務めるなど、アメリカ法哲学会の重鎮[1]。ハートとの間で交わされた「ハート・フラー論争」が有名。1978年死去。
1958年に、ハート=フラー論争というのがあって、ナチスの法に対する論争で、ハートは、「法と道徳を混同することは法の神秘化」であるとし、それに対してフラーは「法には道徳性が必要」と論陣を張った人物のようです。
これに対して、コスケエミは「ミステリー」としたようです。
まぁ、それはともかくフラーの主張する「合法性」には8つがあり、その中でも重要なことが、
「法の不遡及」です。
そう「法の不遡及」、いわゆる「罪刑法定主義」なんですな。
つまり、「戦争犯罪」への適用があった「東京裁判」を含める当時の軍事裁判には、「戦争犯罪」を適用したことについては、「合法性」がありえないという考えに合致します。
ちょっと、長くなりましたが、国際法小話です。
> 全然別の話ですが、ソ連のGRU幹部で西側に寝返って死刑になったペンコフスキーが残した文書に、ソ連では演習の際にも弱毒化した毒ガスや細菌を使うと書いてあった記憶が・・・
> 犬HKも、こういうことを調べればいいのに。
みつうろこ殿のnoteの記事が大幅に増えておりますな。
読むのに時間がかかってしまいます。
「レフチェンコに訊く 「日本はスパイ天国だった」 ??リーダーズダイジェスト日本版 第38巻 第5号(1983年5月) 」
は、以前も教えていただきましたが、
興味深いですな。
ソ連側の情報をもう少し調べないとと思いつつ追っ付かない...
全然別の話ですが、ソ連のGRU幹部で西側に寝返って死刑になったペンコフスキーが残した文書に、ソ連では演習の際にも弱毒化した毒ガスや細菌を使うと書いてあった記憶が・・・
犬HKも、こういうことを調べればいいのに。
> > これが外国語に翻訳されたらまたとんでもないことになるわけで・・
>
>外務省の英訳では深刻なニュアンスに訳していることがあるようです。
何年か前に山岡鉄秀氏が指摘していたが、「癒しがたい傷」を「incurable wounds 回復不能な負傷」と訳すから話がこじれるそうである。
> これが外国語に翻訳されたらまたとんでもないことになるわけで・・
慰安婦の強制連行が日本では論破されていても、外国ではおさまらないのは、日本のメディアの英語版が性奴隷を直さないことの他に、外務省の英訳が日本語では深刻なニュアンスがないのに、外務省の英訳では深刻なニュアンスに訳していることがあるようです。
> > 画像の「慰安所に登棲遊興、シナ人私娼窟に遊興」も発見された場合に「強姦」として処理されたとの話を戦後裁判関係で見た気がするのですが、どうなんでしょう。
> > この頃の「慰安所」は一般民間のものと思われますが。
>
> 最近よく思うのですが、
> 政府や企業での不祥事の際における【内部に向けての規制・制裁】と同じではないでしょうか。
> 日本人は、【針小棒大】という海外権力機関(中国・韓国・北朝鮮・ロシア・その他欧米)やメディアなのによる【情報攻撃】に非常に弱く、突き返す能力が無いように見えます。
針小棒大にやられる原因として、日本での「用語の意味するところ」が外国と違い過ぎる点もあるのでないかと思ったりします。
内向きに厳しすぎるのも関係して。
私娼窟で見つかった時点で「強姦」、同じ用語が外国から見ると中韓が言うようなトンデモ犯罪にすり替えられる。
今では日本国内ですらキツイ方の意味に捉えられる。
「処断」も同じに処刑・死刑を意味したわけでなく、「上海ユダヤ難民を処断」とあったくらいなので辞書にあるまま〈はっきり結論を出すこと。きっぱりと決定し処理すること〉を意味するわけです。
これが外国語に翻訳されたらまたとんでもないことになるわけで・・
> 日本兵の犯罪についての論文がありました。
> こちらは上官への暴行事件を課題にした研究ですが、大東亜戦争の時期になると規律が乱れていたことがわかりますが、強姦は減っていたようです。
> 処分は厳しく、日本兵全体の数から見たらやはり戦争犯罪は少なく、規律は守られていたように感じます。>
> > https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1282528
そういえば、慰安所の窓に群れてしがみつく日本兵の画像に対して吐き気がするなどといっていた共産主義者も居ましたが、
じゃ、現在のアイドルに群れる男女は、どうなのか。それはいいのかと。
そんな思いにとらわれました。
> 画像の「慰安所に登棲遊興、シナ人私娼窟に遊興」も発見された場合に「強姦」として処理されたとの話を戦後裁判関係で見た気がするのですが、どうなんでしょう。
> この頃の「慰安所」は一般民間のものと思われますが。
最近よく思うのですが、
政府や企業での不祥事の際における【内部に向けての規制・制裁】と同じではないでしょうか。
日本人は、【針小棒大】という海外権力機関(中国・韓国・北朝鮮・ロシア・その他欧米)やメディアなのによる【情報攻撃】に非常に弱く、突き返す能力が無いように見えます。
諸外国、特に中国・北朝鮮・ロシア・アメリカ・イギリス・フランスなどは、非常に【強い】と感じております。
当時からの民族性向として【内向き】の意識が働いていたのではないでしょうか。
ですから、通州事件などやマレーシアかシンガポールかよくわかってないのですが、中国人・華僑の連中によって日本人が殺害されてもほったらかしだったという事もありますし、
近年でも、口では拉致被害者奪還を言うのですが、実際には【打つ手】を考慮した事も無いように見えます。
他国への外交交渉によるものや親善活動だけは、何とも成らない現実があるのに【重要】な事を見逃している事が問題です。
【軍事力】を戦後放棄せざるを得なかった日本の現実と言えばそうなのですが、残念な気がします。
> > 向こうが出してる資料はこれですね。
> >
> > 「支那事変の経験に基づく無形戦力軍紀風紀関係資料(案) 昭和15年11月」 https://www.jacar.archives.go.jp/das/image-j/C11110757700
>
>
> ↑は「次の件名」で多数あります。
>
> で例えばですが、その中のこれ
> 第2章・第1節・其の4 南支軍 https://www.jacar.archives.go.jp/das/image-j/C1111075990
>
> 画像の「慰安所に登棲遊興、シナ人私娼窟に遊興」も発見された場合に「強姦」として処理されたとの話を戦後裁判関係で見た気がするのですが、どうなんでしょう。
> この頃の「慰安所」は一般民間のものと思われますが。
>
資料ありがとうございます。m(__)m
宋美齢が公娼を嫌らって慰安所を作らせなかったので国民党軍の兵士は民間人襲うか、私娼を相手にしていたとか、南京には多かったんじゃないでしょうか。
日本兵の裁判について調べている腹さんによれば、裸の女がいるという噂を聞いて見に行って憲兵に捕まってたりとかいうケースもあったそうです。
日本兵の犯罪についての論文がありました。
こちらは上官への暴行事件を課題にした研究ですが、大東亜戦争の時期になると規律が乱れていたことがわかりますが、強姦は減っていたようです。
処分は厳しく、日本兵全体の数から見たらやはり戦争犯罪は少なく、規律は守られていたように感じます。>
> https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1282528
> 向こうが出してる資料はこれですね。
>
> 「支那事変の経験に基づく無形戦力軍紀風紀関係資料(案) 昭和15年11月」 https://www.jacar.archives.go.jp/das/image-j/C11110757700
ありがとうございます。
こんなのがあったのですな....
まだまだ、勉強不足ですわ。