シベリア抑留から731部隊裁判までどんな状況だったのか - 儀右衛門の備忘録 - 歴史記憶の迷路を辿る

投稿日時:2020-06-19 03:23:55

ハバロフスク裁判で裁かれた731部隊関係者らが、終戦から「供述」・裁判に至るまでの4年間、何をしていたかどういう状況に置かれていたか、NHKは・ジャーナリズムは気にならないんだろか。 ずっとそこが気になってシベリア抑留物を読んでいるが、

 

NスペPlus 731部隊の真実 ~エリート医学者と人体実験~

- 戦時中、人体実験を行った #731部隊 。70年の時を経て明らかになる、秘密の活動。エリート医学者が、人体実験に手を染めた理由とは? #...

NスペPlus | NHKスペシャル

 

 

731部隊関係者は終戦後すぐにソ連によって集められた訳ではない。ソ連は日本人を手あたり次第ラーゲリに収容、その後2年間に渡って満洲国要人や関東軍情報部・特務機関首脳を個別に探って行き集めたのだ。収容所がどんな悲惨だったかは知られている通り。

ラーゲリでは飢えや寒さだけでなく、互いの密告・吊し上げ。醜悪な利己心を最大に引き出させる極限状況に追いやられる。その中からソ連の探りや密告により集められた。人間性を一旦破壊された上にまた特殊環境での取調べ尋問。こういう人らの供述が真っ当だと言えるのか気にならないのかNHKは。

ソ連は初めから特務機関や情報局トップを狙って追っていた様子がある。石井四郎にも固執して探った記録もある。全部、対ソ諜報やっていた人達。要人はソ連が確保し続け、部下の多数は中共に移送され撫順収容所で創作悪魔物語を植え付けられ「自白」となる。


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