【捕鯨】クジラ愛護さんに告訴されちゃうらしいよ…(^ω^;;; アーカイヴ

現代の水銀排出レベルで海水中の水銀濃度は何%ほど増えられるのか?

投稿日:2010/07/10 (Sat) 00:11:59 [ No. 43 / 63 ]

「工業化された現代で海水中の水銀レベルがどれだけ危険度を増しているんだろうか・・・?」とは前々からの疑問でしたので、幾つかの数値情報ソースを基に計算してみました♪

清書するかもしれないけど、とりあえず↓




先ず、「全世界で人為排出される水銀の量が年間2600トン」である、と。
それに自然排出される量を加えた総量が「年間3600トン」である、と。↓

(1)地球規模の水銀循環
地球規模での水銀汚染の原因となるのは、大気への水銀の排出。火山等の自然発生源もあるが、産業活動開始以前の年間排出量が約1000t と見積もられているのに対し、現在は人為的な排出が年間約2600t あり、合計で約3600t が排出されていると見積もられている。

http://www.env.go.jp/council/05hoken/y050-17/mat03-1.pdf


次に地球上の「水」の97%を占める海水の総量は「13,7億『立方キロメートル』」である、と。↓


『地球上の海水の量は約13.7億 km3で、地球上の水分の97%を占める。』

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E6%B0%B4


そして今現在海水中に含まれる水銀の割合は↓


含有率
0.0000000004212%

平均濃度(mg/kg)
0.00000014

http://www.littlewaves.info/marine/kw_seaelement.htm


なので、まぁ↑の「海水中の平均濃度」を使う方が計算し易いと思うけど、一先ずパーセンテージとしては「0.0000000004212%」である、と。


さて計算だ♪


※ A 海水のトン数(真水より僅かに大きい比重は無視♪)=

1370000000立方キロメートル(1000×1000×1000立方メートル)

=1370000000000000000立方メートル(=トン)。


※ B ↑の中に毎年放出される人為・自然由来合わせた水銀総量が3600立方メートル(=トン)。

「海水中水銀の平均濃度」は(水銀)mg/(海水)kgですが一度この二つを両方ともkg単位に直しますと↓

Aの海水「1370000000000000000000kg」

に対し、

B水銀「3600000kg」

なのでややこしさ軽減の為、双方ゼロを5つ消しまして↓

36÷13700000000000000=(海水1kgに対し水銀の量kg)

「0,000000000000002627737kg」

となります。

これをmg単位に直すとゼロが6つ消えますので↓

「0,000000002627737mg」

になります。

で、これが毎年環境に放出される自然/人為水銀が「全て海水に入ったと仮定した場合に海水1kgあたりで<増える分>の水銀のmg量」になります。

現実には石炭燃焼等の人為由来でも火山噴火等の自然由来でも気化水銀が環境放出分の大半を占めるので、陸地に落ちる分も相当ある筈ですが、とりあえず全て海水に入ったとして考えますね?




さて、今現在海水中に存在してる水銀量は「何mg/kg」でしたっけ・・・?

ハイ、平均濃度(mg/kg) 0.00000014 でしたね。

つまり


※ 「海水1kgあたりに含まれる水銀の量は0,00000014mg」


という事です。

一方、上で計算した「毎年環境放出される人為/自然水銀が全て海水に入ったとして<増える分>の水銀濃度」は


※ 「海水1kgあたり0,000000002627737mg」



です。


・・・ゼロの数が2つ違いますねェ・・・。


コレ、意味判りますか・・・?



毎年々々環境放出される3600トンの水銀が全て海水中に入ってたとしても、今現在海水中に含まれている水銀量の53、3分の一分、つまり1、8%しか『増やす事が出来ない』という事です♪

仮に毎年1、8%ずつ海水の水銀濃度が上昇し続けたとしてイルカさんのお肉食って水銀障害が現われる程に高まるには(例えば工業化以前の2倍とか)何百年かかりますかねェ・・・?w

実際には自然由来放出分が『海水中から全く減らずに』過去何億年も『増え続けてきた』なんてあり得えず、地殻変動などで大陸プレートの下に潜り込み、何千万年かのサイクルで再び火山の噴火口から放出される事になります。

つまり、最大限濃度が増加するとしても、人為排出分2600トン分が加算されるだけ、地表の3割を占める陸地に落ちる分を考えれば毎年の濃度上昇は1%弱にしかなりません♪

『工業化が進む前の海水環境とは違うんだよッ!!昔のイルカ肉食ってても出なかった水銀障害も、今ならきっと出るんだよッ!!」

というイルカ愛護ちゃんの願望は、まるっきり「取らぬ狸の皮算用」で「ぬか喜び」だった、という事でしゅ♪





あー、数字大きいし、複数の単位直さなきゃなんなかったんで計算しんどかったw

恐らくミスは無いと思いますが、気になる方は各自検算してみて下さいね♪





      ※    ついでに↑と併せてお読み下さい♪↓    ※





 『 海 水 中 セ レ ン の モ ル 濃 度 は 水 銀 の 2 8 0 0 倍 ♪ 』


水銀鉱脈由来の「丹」という字の付く地名が全国各地にある「丹の国・ニッポン」↓

http://members3.jcom.home.ne.jp/sadabe/oni-megami/oni-megami-1-4.htm

http://sooda.jp/qa/118755

で、地震活動で一時的にでも水銀高濃度海水になった時、現代なんかよりも遥かに海産物依存度が高かった「沿岸部縄文人(或いはその他世界中の同時代人)」が食っても異常が無かった/イルカ食禁忌が起こらなかった理由って一体何だろうねェ・・・?

因みに周辺国の近代工業化目覚ましい現在に於いてすら、水銀は1986年以降、カドミウムは1997年以降、日本周辺海域でそれら有害重金属の海中濃度は「ほぼ横ばい」でしゅ、と♪↓

http://www.data.kishou.go.jp/obs-env/cdrom/report/html/6_2.html


ついでに↓もw

海棲生物に含まれる自然由来の水銀はセレンと1:1で結びついて(等モル結合)安定的な物質になってるから無害である、と教えてあげても

「いや、現代の工業排水や石炭燃焼で海水の水銀濃度は上がってる筈、だからセレンと結合出来ずに余った水銀が健康被害を及ぼす筈!!」

なんて過剰な心配をしてくれる愛護ちゃん達に朗報です♪

http://www.littlewaves.info/marine/kw_seaelement.htm

海水中の各種ミネラル含有率と濃度一覧↑

先ずはなぜか自分では絶対イルカ肉食わないイルカ愛護ちゃん達が気になって仕方がない「水銀」↓

含有率
0.0000000004212%

平均濃度(mg/kg)
0.00000014

続いてその水銀と等モル結合して安定化させる「セレン」↓

含有率
0.0000004662777%

平均濃度(mg/kg)
0.000155

ハイ、コレ意味わかるかな?

自然海水中のセレン濃度(重量比)は水銀の実に「1000倍」以上存在している、という事。

これは比重の小さなセレンと比重の大きな水銀との等モル結合を考えれば、水銀分子1モルの質量が約201(g)で、セレン分子1モルの質量が約79(g)なので質量201の水銀分子が質量79のセレン分子を抱き込んで安定するという事になり、

⇒海水中の重量濃度比が水銀1に対しセレン1000の時、モル濃度比ならば、実質水銀モル濃度1に対してセレンのモル濃度は2500以上(201÷79≒2,5だから。実際は重量比でも1000倍以上なので正確には2800倍になる)となる。

つまり、セレンとの等モル結合からあぶれるほどの水銀が海棲生物体内から見付かるには、海水中の水銀濃度・含有率が2千800倍以上になるほどの非合法・未処理排水が排出されなければなりません。

えぇーーーっとね、それには恐らく何億トンってレベルの水銀が必要となる筈なんだけど、そんな量の水銀ならば回収して再利用するだけで大規模事業が興せましゅ・・・w



最も重要なのは人為的に放出されてる水銀によって増えてる筈の海水中水銀レベルにほとんど変化が無い、という事です。


「水銀の人為放出によって海水中水銀が最大で年率1%弱ずつ増えてる」筈なのに横ばい・・・w↓

『周辺国の近代工業化目覚ましい現在に於いてすら、水銀は1986年以降、カドミウムは1997年以降、日本周辺海域でそれら有害重金属の海中濃度は「ほぼ横ばい」です』↓

http://www.data.kishou.go.jp/obs-env/cdrom/report/html/6_2.html

『図6.2.2に2008年の季節ごとの海水中の水銀濃度を示す。ほとんどの観測点(104試料中89試料)で水銀濃度は 10 ng/kg未満であったが、15測点(16試料)で 10 ng/kg以上の値がみられた。全観測点の平均濃度は海面で 6.1 ng/kg、1,000 m深で 5.2 ng/kgとなっており、1986年以降ほぼ同レベルで推移している。』

『水銀の濃度は、これまでの観測において海域、季節及び深度による違いが小さく、ほぼ均一であると考えられる。』



この四半世紀、韓国台湾からタイ、シンガポール等東南アジア、それから勿論中国・ロシアも爆発的に工業化近代化が進み、特に電力需要は数倍増しで増えてるので主力の火力発電に使われる石炭燃焼で膨大な量の気化水銀が日本周辺海域に入ってる筈・・・なんですが、↑の気象庁調査では調査開始から22年の水銀値が横ばいである、と。

日本を取り囲む国々のほとんどで文字通りうなぎ上りの勢いで増えていった電力需要と石炭消費は海水中の水銀レベルをどんどん変化させる筈では・・・?

年率1%弱増えるのならば、調査開始年の1986年から22年間で20%ぐらい増えてなきゃいけない筈で、20%も増えてて「横ばい」とはいくらなんでも表現出来ません。

つまり、実際は私がmsg1577でやった試算すら大袈裟過ぎる、という事です・・・w



ハイ、

・「イルカ肉由来の水銀障害発症者が出てきてくれなきゃ困る」
・「イルカ肉なんか食う奴等は水俣病にかかって苦しむべき!!」

と毎日神様にお祈りしてるイルカ愛護ちゃん達、この現状で一体どうすれば

「イルカに含まれる水銀量は昔より増えてる筈、だからきっと今の時代にイルカ食えば水俣病にかかる筈・・・」

なんて言えるのかな・・・?w

コメント(10)

熊本県の「正しく知ろう微量水銀」というパンフには、海水中の蓄積水銀量は5600万トンとあります。3600トンは0.0064%になります。
水俣でみられるように、人為的排出は局所的な高々濃度の海域、地域を作ると考えます。そこに生息する生物に高い汚染をもたらすと思います。
海豚はその生息範囲の広さから、このような汚染は極めて受けにくいとおもいます。

投稿者: ヒゲ達磨 投稿日:2010/08/15 (Sun) 22:43

コメント有り難う御座います。

成る程、私は海水中濃度だけで計算しましたが、蓄積分まであわせた分から計算すると人為排出による増加率はそれほど小さくなってしまうんですね。

>海豚はその生息範囲の広さから、このような汚染は極めて受けにくいとおもいます。

漁獲対象の歯クジラ・イルカは殆どが回遊種ですし、沿岸から離れた海域での食餌割合が大きいので、それこそピンポイントで狙い撃ちするように食餌場へ人為排出でもしない限り不可能でしょうね。



水銀濃度増加率が極端に低く、何千年も利用してきた過去と条件が変わらないのに現代だけ障害が出る、などという事は有り得ないんですけど、「水俣病」を利用して脅す方法は彼等にとっては未だ有効なんですよねェ・・・。

投稿者: toripan1111 投稿日:2010/08/16 (Mon) 07:47

イルクジ、原発、里山に関しては、反対運動やそれに釣られる方々をこういった科学的議論で説得したり妥協点を探ったりということは不可能だと確信しつつあります。そもそも彼らの99%以上は800字以上の文章は読んでくれないし・・・・。感情が行動と判断の基底にあるので、理論はそれだけで「感情的反発」を受ける。「環境社会学」の研究者の中にも、「理系の専門家は市民を煙に巻くことしかしない。それよりも市民は自分たちの身体感覚で環境問題(もちろんイルクジもダイオキシンも原発もここに含まれる)を判断していくべきだ」と教科書に書いている御仁がおられます。ピコグラムとかマイクロシーベルトなんて言葉を使って環境闘争を批判するとそれだけで「お前の身体感覚はどうなった? この脳内野郎が!」と叱られるわけです。

投稿者: 加藤晃生 投稿日:2010/09/03 (Fri) 11:31

コメントありがとう御座います。

「エコでロハスなニューエイジ」の空気を共有してない相手に対しては「環境・生態系への敵」という認定を下されちゃうのでハナシにならない、というの捕鯨問題に限らない事でしょうねェ・・・w

「身体感覚」だけで汚染濃度や生息数・繁殖率などを無視して「環境問題」をみだりに立ち上げられちゃ堪りませんが、「環境社会学の研究者」までもが「身体感覚で判断」なんて、ほとんどオカルト研究の領域ですね^^

しかしながら「決して説得されえない彼等」へ向けた言葉ではなく、せめて未だニュートラルな場所に居る人達が幻惑されてしまわないように正しい数字と事実関係を伝えていく事は有効である、という望みは捨て切れません・・・

投稿者: toripan1111 投稿日:2010/09/03 (Fri) 11:46

まあある程度「身体感覚」の必要性は理解出来るんです。実際問題として自分の住んでいる土地の起伏や植生や場所ごとの「使い方・使われ方」を全然知らないでも生活出来ちゃう時代ですし、それが倒錯した里山保全闘争を生み出しているのが私の町だったりしますから。

ただ、原発から年間に放出される放射性物質がなんぼで、それが発する放射線は自然界にもともとある放射線より遙かに少ない・・・という議論に「じゃあその原発がチェルノブイリしたらどうする? 怖いだろ? その怖さが身体感覚だ」とか言われても、炉心格納容器も無いポンコツに練度最低の管理技術者たちと、多重フェイルセーフの一番内側でちょこっと水が漏れただけで全国ニュースになる日本の原発を同列に語るなよと思うわけですが・・・。横浜市民がいつも身体感覚で環境に接していれば水源税とか森林税なんか必要無いだろとかいう議論になると、もはやねえ(笑) 神奈川県民の大半がロードバイクに乗っていて自宅からしょっちゅう相模川源流部までトレーニングに行っているなら別ですが、2歳の幼児を保育園に預けて自宅と職場をダッシュで行き来する親にあんたは何を要求するつもりなのかと(笑

投稿者: 加藤晃生 投稿日:2010/09/03 (Fri) 12:21

トリパン様,悪徳翻訳家様:
昔, angelix_of_blueforest という名だった頃,中東情勢というニューストピで,虐殺と非難されているが同じ状況ならみんなこうしているとデータのあるページを見せてイスラエルを擁護したら,実体験に欠けるだの,根暗な高校生の兵器マニアだのと,侮辱的というか反知性的な反応をしてきた, pochigawan という腹の立つバカを思い出しました.
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=l&board=552019567&sid=552019567&tid=cfelbepc0aa&start=262
http://yarchive.emmanuelc.yuuna.org/552019567/cfelbepc0aa_1/board262.html
(後者は私のところで取っている投稿のアーカイヴです.流れが1ページで見られます.)

投稿者: Emmanuel Chanel 投稿日:2010/11/28 (Sun) 17:26

emmanuel_chanel_jp様、一月近くも御返事が遅れてスミマセン。

肝心のkkneko氏が随分永らくブログの更新をしていないもので書くネタが無く、自分のブログなのに覗きもしないで他所で別の反捕鯨ちゃんを弄ってばかりいました^^

仰るとおりの事はどんな問題に関しても起こり得る事ですね。

誰しも自陣営に有利な情報を信じたいし、提示したい、そうでない情報は何とかして腐したい、というのは当然ですので、だからこそ客観的な事実関係を軸にハナシを進めなければならないのですが、そうした所でemmanuel様が言われたのと同じ様に、捕鯨問題の場合は「ウヨク」「捕鯨関係者」「太地町民」(笑)などとレッテルを貼ってそれ以上ハナシが進まなくなってしまう、というのが反捕鯨ちゃん達とのやり取りでの毎度毎度のパターンですから・・・w


(少し続く)

投稿者: toripan1111 投稿日:2010/12/24 (Fri) 20:45

YAHOO掲示板でdanzoさんという方と何とかして「逃げられないディベート環境・議論ルール作り」をしようと暫らく頑張ってみましたが、彼等反捕鯨ちゃん達にとって事実関係や事の(本当の)正否などどうでもよい事でしかない以上、その様な場を作れたとしてもその場に彼等を引っ張り出す事事態が無理な様だと気が付いた次第です・・・w

投稿者: toripan1111 投稿日:2010/12/24 (Fri) 20:46

あけましておめでとうございます.
ブログが更新されていなかったので,ちょっとどうしたのかと思いました.その”他所”の反捕鯨派のネタをブログに書いたら面白いでしょうね.(と言いながら,私もブログの更新が出来ていませんけど…)

投稿者: Emmanuel Chanel 投稿日:2011/01/05 (Wed) 17:16

emmanuel_chanel_jp様、またしてもお返事送れて申し訳ありません。

その"他所"の反捕鯨ちゃん、というのは最近2ちゃんとYAHOO掲示板で話題に上がった「反体制ママゴト」の影丸クンの事ですが、一応既にここのブログ記事として上げておりますが、そこで書いている分以外には特に面白い事もありませんw

毎度毎度再反論されない様にコメント欄から締め出して『自閉症モード』でフィニッシュです・・・。

投稿者: toripan1111 投稿日:2011/02/02 (Wed) 11:35

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