寒い夜に『サテンの夜』を聴く - 歴史記憶の迷路を辿る ブログ・アーカイヴ

投稿日時:2014-02-23(01:05) | カテゴリー : 音楽 訳詩

寒い夜が続く日に聴きたくなる曲。

デイズ・オブ・フューチャー・パストデイズ・オブ・フューチャー・パスト
(2002/09/21)
ムーディー・ブルース

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プログレ・ロック、ムーディーブルース1967年のアルバム最後の曲が「サテンの夜 Nights In White Satin」
当時はロックとクラシックとの融合と言われていた。
アルバム全体を通して夜明け~夜のコンセプトになっている。
「サテンの夜」曲の後半には詩の朗読があり、神秘的で格調高い雰囲気を醸し出している。

The Moody Blues - Nights In White Satin





(以下拙いですが和訳してみました)

Nights in white satin, never reaching the end
Letters I've written, never meaning to send
Beauty I'd always missed, with these eyes before
Just what the truth is, I can't say anymore
'Cause I love you, yes I love you, oh, how I love you


Gazing at people, some hand in hand
Just what I'm going through, they can't understand
Some try to tell me, thoughts they cannot defend
Just what you want to be you will be in the end
And I love you, yes I love you
Oh, how I love you, oh, how I love you



(Epilogue, spoken)
Breathe deep the gathering gloom
Watch lights fade from every room
Bedsetter people look back and lament
Another day's useless energy's spent

Impassioned lovers wrestle as one
Lonely man cries for love and has none
New mother picks up and suckles her son
Senior citizens wish they were young

Cold-hearted orb that rules the night
Removes the colors from our sight
Red is grey and yellow white
But we decide which is right
And which is an illusion


ーーーーーーーーー

白いサテンに包まれた夜は 終わることが無い
出すつもりも無く書いた手紙の数々
いつも逃してしまっていた美しいもの 目の前にあったというのに
何が真実なのか これ以上は分からない
あなたを愛しているから 
ああ、どれほどあなたを愛していることか


人々を見ていると 手を取り合う者もいる
私が今味わっている事を 彼らが理解することは無い
擁護も出来ない考えを 誰かが教えようとするが
結局のところ こうありたいと願う自分になるだけだ


(語り)
迫り来る薄闇を 深く吸い込む
家々の灯りが消えていくのを見つめている
眠りにつく人たちは 振り返っては悔やむ
またも一日を 気力の無駄遣いしたことを

情熱的な恋人たちは一つになってもつれ合う
孤独な男は 愛を求めて得られず嘆く
母親は子を抱き上げ乳を飲ませ
老いた者は 若くあればと願う


無慈悲な天体が夜を支配し
視界から色を奪う
赤は灰色に 黄色は白に
それでもどれが本物で何が幻なのかは
我らが決める




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