(前投稿の続き♪)
>畜産における消費量の削減(菜食・鶏肉・沿岸水産物への転換を含む)と技術導入(システイン含有飼料、メタン回収等)もしくは伝統的手法(有機・循環型農法)による負荷削減の取り組みは既に実地になされています。それに対し、公海捕鯨の方はといえば、単位生産重量当りの環境負荷がきわめて高く、RMS下における生産上限が微々たるもので、環境コスト・社会的導入コストが高止まりせざるを得ません。鯨肉が畜産のオルタナティブになり得る可能性・現実性は皆無なのです。
ハイ、「システイン配合飼料」が実用化されてる、なんてのは真っ赤な嘘である事は先に書きました♪
メタン回収についてはその排出の9割以上を占める「げっぷ」ではなく「し尿分」ですので削減できる温暖ガスは微々たる物ですし、しかも日本で実用化されてるのは極々一部のみ、です♪
そして現調査副産物生産時に於いても鯨肉の方が牛肉より遥かに環境負荷が小さい事も説明しましたよねェ・・・?w↓
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?action=m&board=1834578&tid=a45a4a2a1aabdt7afa1aaja7dfldbja4c0a1aa&sid=1834578&mid=41785
更には商業再開時の捕獲枠は今現在の数倍以上、で民営による効率化で環境負荷LCAが大幅に改善されるという説明も済んでましゅ♪↓
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?action=m&board=1834578&tid=a45a4a2a1aabdt7afa1aaja7dfldbja4c0a1aa&sid=1834578&mid=41361
>ちなみに、つくばの畜産草地研が出した牛肉1kg当り温室効果ガス排出量36kg(CO2換算)とうデータは、有機農法への転換で6割まで削れることを示すための対照データにすぎず、日本の牛肉生産による温室効果ガス排出量の平均でも何でもありません。
ハイ、現実には極めて困難でしょうが、仮に「36,4kg」をその「6割まで」削れたとしても尚「22kg弱」の温暖ガス排出がありますよん♪
そして貴方の算出した南極調査捕鯨副産鯨肉のそれは「最大でも9,7kg」でしたよねェ・・・w
そしてそのつくば研究の「日本に於ける牛肉生産モデル」は別段取り立てて温暖ガス排出の多い肉牛飼育の実験例ではなく、極平均的なものです。
そうでなければ削減数値算出の為のモデルとして選ぶ理由がアリマセンからw
違うと言い張るのならば、この生産モデルに「この牛種」・「この飼育法」・「このケース」が選ばれた理由を説明して御覧?
勿論貴方にそんな事出来ないの知ってて訊いてるんだけど♪
続きまして『反反捕鯨論者のための復習帳・2冊目』
http://kkneko.sblo.jp/article/35009447.html
に移って「Q3」。
>ちなみにこスウェーデンの論文(2003)によれば、有機農法型畜産を選択することによって排出量で40%、エネルギー消費では実に85%の削減が可能という結論です。つまり、システイン含有飼料との組み合わせを使えば、この算出条件で排出量を8kg以下に抑えることもまったく不可能ではないのです。
先ず、システイン配合飼料はコスト的問題により実現不可能である、という説明は済んでおります↓
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?action=m&board=552019607&tid=ja7dfa4ha5afa58a5ijdd8n&sid=552019607&mid=62971
そしてそのスウェーデン研究の改善策の「温暖ガス排出40%削減」は↓の図2を見れば「飼料生産」と「飼料輸送」の合計分で全体の4割になりますので一目瞭然ですが、
http://www.affrc.go.jp/ja/agropedia/seika/data_nilgs/h15/ch03037
自国飼料調達がほとんど出来ず、放牧用の土地も確保できない日本に於いては極々一部の例外的な畜産農家以外はまず実現不可能ですね。
そして仮にそれら全てが実現できた時の「8kg以下」ですら、貴方が算出した現在の不効率な燃料消費による「調査副産鯨肉」1kgあたり『7,7kg(今後マルポール条約関連の規制によって南氷洋へ乗り入れる船舶は温暖ガス排出の多いC重油を使えなくなり、排出量の少ないA重油のみになるから)』↓
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?action=m&board=1834578&tid=a45a4a2a1aabdt7afa1aaja7dfldbja4c0a1aa&sid=1834578&mid=41785
・『そこで、燃料費の増額から求めた調査捕鯨の二酸化炭素排出量を、鯨肉の単位生産量当りの数字に直してみることにしよう。調査捕鯨による年間の鯨肉生産量を約5千tとすると、見積りの最小値である3.9万tの場合で7.7kg、最大値の4.9万tなら9.7kg。』
http://www.news.janjan.jp/living/0807/0807090629/1.php
と、やっとこさ「どっこい」になる、という代物です♪
しかも鯨肉の場合は商業化によって、この『7,7kg』から更に削減できますからねェ・・・w
>筆者の試算(燃料消費分と冷媒関連で8kg/kg-CO2以上)は排出量の一部でしかありません。
ハイ、何故か前出の「最大9,7kg・最小7,7kg」から8kgに数字が変わってますが、この件に関しては何万回でも言ってあげますが、
「 牛 肉 に 於 け る 温 暖 ガ ス L C A 算 出 も 同 じ 条 件 」
ですよ?カメ様♪
何故ならば「9,7kg」のLCA算出基準は『牛肉LCA算出と同じく』生産財LCAや冷媒リーク分LCAを加算してませんのでつくばの「36,4kg」やノルウェー・「15,8kg」と公平に比べられる数字ですから。↓つまりこれらの数字も「排出量の一部」でしかない、という事です♪
(↓図2には冷媒リーク分も生産財LCAも計上した形跡が全くありませんねw)
http://www.affrc.go.jp/ja/agropedia/seika/data_nilgs/h15/ch03037
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-30627220080304
そしてカメ様が大威張りで書いてる鯨肉1kg生産あたり「最大で9,7kg」も同じく(船舶運行と冷凍機電力に使う燃料消費から逆算された数字が9,7kgなので、冷媒リーク分も生産財LCAも入ってないから)排出量の一部でしゅ♪
↓
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?action=m&board=1834578&tid=a45a4a2a1aabdt7afa1aaja7dfldbja4c0a1aa&sid=1834578&mid=41785
「公正な比較」「バウンダリー調整」とはこういう事ですよ?カメ様w
続きます♪