「なぜ加害を語るのか」 熊谷伸一郎 - 歴史記憶の迷路を辿る ブログ・アーカイヴ
以前に書いた記事↓ (2つクリックどうぞ)
「検証 旧日本軍の『悪行』 ゆがめられた歴史像を見直す」
「『天皇の軍隊』を改造せよ」
上記二冊はいわゆる「日本軍の悪行」が事実無根であり中国のプロパガンダとしか考えられない事を検証しているが、今日取り上げるブックレットは、正にプロパガンダに則って書かれたもの。
著者の熊谷伸一郎は中国帰還者連絡会を引き継いでいる人物。
熊谷 伸一郎 wiki
在日外国人問題(と言えば例のあれとかアレ)など怪しげな活動でよくこの名前を見る。
この人物が、中国撫順にて戦犯扱いで6年間抑留されていた元軍人や満州国官僚の人達が経験したことや、中帰連としての活動を「奇跡」として取り上げる。
その内容は・・いったいどこの国の人間が書いたかと思える日本・日本人侮辱の極みだ。
国内の「支援者」らは、中国に拠って冤罪を負わせられた多数の人達に生涯通じて死の間際に至るまで慙愧の念を抱かせ、中国人に懺悔させ続けた・・
これ程残酷な仕打ちがあるだろうか。
本来ならば日本のために命を懸けて厳しい状況に身を置いたご苦労を労い、敬意を抱くべきところなのに。
日本のためどころか上記「ゆがめられた歴史を見直す」検証によると、洪水被害を防ぐために中国民を守るため身を挺して働いた兵士も少なくなかったそうではないか。
そして、日本人の殆どがこんな非人道的な事象が進行中であることを知らない。
中には中帰連会員の元軍人の人の「懺悔」と反戦思想と「日中友好」を訴える講演を学校などで聞き、そのままを受け入れてしまった人もいるだろう。
何度も取り上げて同じことを書くがーーーー本当にむごい話だ。
このブックレットを出した岩波書店も大きな影響力でこれに加担している。
社主は熊谷とも交流があるらしい。
現在の社主と同じ人物か不明だが、岩波のチベット関連本のあとがきでも「中国のチベット解放は喜ばしい」と書くような出版社だ。
今も出版社の雄と見られているのか知らないが、朝日新聞と同レベルの欺瞞にまみれた侮日企業と思う。
これらは餓鬼道に堕ちるに相応しい、とまで私は言いたい。
内容について続きは後日。
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