不当な特権を許さないための防御 - 歴史記憶の迷路を辿る ブログ・アーカイヴ
ヘイトスピーチデモ:無関心が生む差別 外国人記者に聞く (←ここ押して)
この暑い時に何と暑苦しい記事でしょう。
聞く側も答える側も、事実誤認、思い込み、偏見、特定の意図、などなどが満載でもう暑苦しいったらありゃしない!
彼らが批判する標的は主に「在日特権を許さない市民の会」らしいが、実際本当に在日韓国朝鮮人に特権なるものがあるかどうかは私は知らない。
特権=政府や自治体が特定勢力に意図的に与えているもの、と定義するならばそこまで優遇している事実があるのか疑問だ。
「意図的に」という意味では。
けれど「危機管理意識が薄かったため」「身を守るため仕方なく」「隙を狙われ」その結果として特権のような物が出来上がっていると考えると、いかにも有りそうな事として理解出来る。
以下は、ごく狭い世界での架空の出来事、喩え話として書きます。
どこにでもある高校でPTAの候補者選びが始まる。
自薦他薦どちらでもよいが、殆どの親が避けたがるのが通常。
あえて自薦でなりたがる人は余程奇特な人、という印象まである。
ところがある年度にクラスごとに自薦が多く出て、学校側も誰の反対もなくすんなり決まる。
この学校のPTAでは風紀委員会というものがあり、生徒らの生活態度を指導する役目を負う。
服装に乱れが無いか、学校外で違法な行動は無いか、親達自らで修正していこうとの目的で行動する。
その中の一つに誰が考案したやら「学校で禁止されている、制服のままでの繁華街での遊び、特にカラオケやカフェでの実地調査」がある。数人の委員でグループを組んで生徒が遊びに行きそうな日を選んで、街へ調査に乗り出す。
カラオケ店では委員らは目的を告げ、身分証明書も見せ、高校生が入室している部屋に乗り込む許可を貰う。
まるで警察のガサ入れだ。
そうやって制服のまま遊んでいる生徒を見つけ出し、名前クラスを言わせ、その場は帰らせ、後で学校側に報告する。
ところが、ここで委員の子らが捕まる事は無い。
ガサ入れ予定日と場所は外部に知らされる事はないが、我が子にだけは言っておくのだから有り得るはずが無い。
午前授業で終わりの日など、禁止されていても遠い子は一旦帰るのも面倒で制服のまま遊びに出かける子も少なくなく、そういう子が特に不良という訳でもない。
大学推薦を狙う優等生でもやってしまう事がある。
やられたら内申書に大いに影響する。
委員は我が子や委員同士から様々な情報を得て、特定の生徒に狙いを定めることさえ可能だ。
さて、これは風紀委員が「特権を行使している」「職権乱用的に悪用している」と言えるのかどうか。
不当に特権を得て特定の人間を陥れている、と言えるのかどうか。
この「特権」に不満を持つ、あるいは陥れられた側は、怒るより先に自分自身に隙が無かったか自省する必要があると私は思う。
初めの時点、PTA委員を避けてしまったために特定勢力が牛耳る羽目になってしまったことが落ち度と言えないか。
つまり危機管理が甘い、防御が足りないのだ。
隙はどんな所にも存在する。
ゴキブリは配水管からでも入ってくる
ゴキにモンク言っても仕方ない。
大多数が見落とす場所、あえてやる必要もないと面倒がって避ける場所、そこにこそ盲点がある。
平和ボケでの緩みや性善説的に甘くなっている場所だってある。
そこを徹底的に調査して陽の元に晒して、将来的に「特権的なるもの」へ繋がってしまわないか全体として危機意識を持って対処する必要があると思う。
だだし、「特権なるもの」が既に不当に行使されてしまったケースについては、広く不当さを知らせる必要はある。
何が起こっているのか分からないまま、自分にも非があるからと黙したまま諦めないためにも。
そういえば今時のゴキブリ退治法はすごいです。
ゴキジェットの威力は凄いと思ってたら、次は凍止ジェットなるものが発売されてる。
「-75℃の冷却効果で瞬間行動停止!殺虫剤を使えない場所でも安心!」byフマキラー
ですって~ペットの居る家庭に最適ですわよ~奥様~
ステマじゃありませんことよ~
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