「おかわいそうに 東京捕虜収容所の英兵記録」の続き(その5)です。
忘れていたが、火野葦平の序文が示唆に富んでいるのでまずそれを。
太平洋戦争敗北後、日本と日本人、日本軍隊と兵隊とはすこぶる不評判になって、世界中の人達から白い目で見られた。私はそれが残念でたまらかなかったが、確かに不評判になる事実はあったのだし、時代とか風潮とかいうものは怒涛のようなもので、小さい手で押しとどめることは不可能だから、私は歯を喰いしばっていた。
人間は二度と戦争をしてはならないと、自分の経験を通じても心底から考えている。
しかし、日本人が投げ込まれた戦争の回想の中で真実を解明したいということは、それとは別問題だ。
誤解され、歪められ形のままでいることは耐えられない。ありがたいことに、その是正をブッシュさんがやってくれた。
同じニオイがする人達 - ナリスマシ族と呼んでます | 章表紙 | 「東京捕虜収容所の英兵記録」 その6-DV伍長や初詣に連れられていった捕虜の話