昨日に続いてアンジェリーナ・ジョリーが監督した反日映画「アンブロークン」に関連して。
この件を詳しく知ったのはこちらのブロガーさん記事からです。
(拡散希望とのとです)
「BBの覚醒記録」さんへのリンク
映画トレイラー
Unbroken Official Olympics Preview Trailer (2014)
これを見た限りでは監視の日本兵は残忍そうな顔つきで、日本兵=悪魔のイメージ通り過ぎて、いかにも頭が悪そうな人間が作ったんだな~と分かりますねえ。
昨日も取り上げた大森捕虜収容所にいた元捕虜ルイス・ブッシュの記録「おかわいそうに」より。
日本の監視兵・職員を評価つける場面。
「時々人間離れしたギャーギャー声が聞えたからって、余り気にせん方がいいぜ。ケダモノ氏が発作を起しただけだからな」
「根本大尉? あいつは悪くない」
「藤井? あいつも良い男さ」
「”芸者”って渾名の中尉がいるがね、こいつは実に良い男だ。そいつだよ。サントリーを振舞ってくれたのは」
「医務室の主任をしている医者は、頭のおかしい残忍な奴だ。品川にいた頃、われわれの飼っていた子犬を解剖してしまったんだ。腹の中に何が入っているか見るって言うんだ。可哀想だから、死んだ犬をわれわれが紐でぬい合わせてやったよ」
「村岸大尉-これは紳士だ。実に立派な人物だよ。”ジェントルマン・ジム”っていうのが彼の渾名になっているんだ」
「しかし”ハイデルベルグ・ヘンリー”はピカ一だろうな。林という大尉でね、仏教の坊さんだそうだ」
「一番最初に林大尉に会った時の事を思い出すよ。横浜でね。ヒットラーばりのチョビひげを生やして、ドイツ式の山高帽子をかぶってるんだ。畜生! と思ったね。このドイツ野郎がっ! てんで”ハイデルベルグのヘンリー”と渾名をつけたわけさ」
「ところが、これがとんだ認識不足でね、トラックへのせられて暫く行くと雨が降って来たんだ。すると、どうだい、ヘンリー先生、車を止めさせてね、病人の捕虜を運転手の席にのせて、自分はわれわれと一緒に濡れて行ったんだ。アレッと思ったよ。それからすっかり好きになったんだが、良い人だよ、彼は」 「ヘンリーのいる横浜の煉瓦工場か搾油工場で働きたいな」
初代所長の林中尉は長野善光寺の僧侶だったが、大森収容所勤務や横浜収容所所長などを歴任。温厚な人柄で捕虜たちに慕われ、米軍捕虜から贈られたペナントが善光寺裏山の万国慰霊堂に祀られている。
1945年9月6日の午後3時過ぎ、中央線笹子駅で列車が転覆し、死傷者130名を出す大惨事となった。その直後、収容所を引き揚げ、茅野駅から東京に向かう米軍捕虜80名を乗せた列車が笹子駅に到着した。捕虜たちはすぐに列車を降りて、持ち合わせた医薬品で負傷者の手当をしたり、食料や衣類、毛布などを与えたりした。このエピソードが翌日の朝日新聞に載り、横浜にいる捕虜たちに小日山運輸相からお礼の印として甲州名物の葡萄が贈られたという。
アンジェリーナ・ジョリー監督・反日映画への反論資料として | 章表紙 | アンジェリーナ・ジョリー反日映画ーー背後に見え隠れする闇(SWセンターなど)