1905年に書かれた『裏面の韓国』ー併合前韓国の酷い状況 - 歴史記憶の迷路を辿る ブログ・アーカイヴ

投稿日時:2014-07-20(17:39) | カテゴリー : 韓国・朝鮮

デジタルライブラリーより掘り出したシリーズ。

「裏面の韓国」
沖田錦城 著
輝文館 出版
明38.4 (1905)

(出版時期は日露戦争終結直後、日韓併合前であり、この頃は日清戦争により韓国独立=大韓帝国と自称していたので「韓国」という呼称になっています)

近代デジタルライブラリーへのリンク

ライブラリー裏面の韓国 

目次

第一章 極東の秘密国
 (上) 天与の好財源
 (下) 先ず韓国の飯を喰うの要

第二章 亡国の縮図
 断腸の歌詞==事勿れ(ことなかれ)主義

第三章 世界一の喫煙国民
 (上) 喫煙の由来==先天的嗜好
 (中) 煙草と韓人==煙草栽培の有望
 (下) 虚栄的の国民==紙巻煙草の代名詞

第四章 豚犬的生活
 (一) 韓人学の初歩==韓国の趣味
 (二) 家屋の構造==人間の豚小屋
 (三) 家屋の構造==神聖なる豚小屋
 (四) 家屋の構造==不倫の犯罪製造所
 (五) 世界一の不潔国民==韓国の七大産物
 (六) 糞尿と便所==その掃除人
 (七) 用便の方法==小便の効能

第五章 単調なるホーム
 個人主義の信念

第六章 族制主義 
 (上) 富者の義務==犯罪の連座
 (中) 族制の弊==公共的概念の欠乏
 (下) 族制の弊==国民相陥す(あいとおす)亡国の状

第七章 世界の遊惰国
 (上) 今日主義以下の人間
 (中) 雨天休業
 (下) 遊惰と服装

第八章  酒幕
第九章  飲食物
第十章  市場
第十一章 店舗
第十二章 韓人の日本観
第十三章 韓人一夕談
 ●湖南兄(こなんけい)に与えて内地生活の趣味を語るの書

附録 
 韓国みやげ一夕話



目次だけ見ればそれだけでも内容はほぼ想像出来そうです

少しづつ書き写してみます。

第一章 極東の秘密国 
東洋のバルカン半島たる韓国は世界に於ける一の秘密国である。今や中央政府の枢機から下地方の行政に至るまで万事我が国の手で改善を施しつつあるのであるが、土地が余り日本に接近し総ての事が知れ易いので灯台下暗しの諺通り、未だ我が国民は左程の注意を払わない傾きがあるが、総ての点から視察して見ると随分不可思議な点が多い。
そこでその不可思議なる社会上の裏面を紹介して諸君の参考に供するは全く無益の事ではあるまいと信ずる。



韓国と言えば何だか憐れっぽい、物悲しい淋しいような、金の無さそうな、つまらない、汚い、厭な国のように一般の人が想像しているが、なるほど金の無い点や、淋しき点は相違ないが、詰まらない、面白くない、取るに足らない、つまり望みの無い国のように思っているのは非常な間違いである。



「間違いである」と言いながら、とことん繰り返しネガティブ用語を羅列していて擁護になってない。(笑)
それでも未発達ゆえに前途有望ではないか、開発するのは日本の任務ではないかと書いている。

これに続く「アリラン」についての解釈が面白い。
いわゆる「唖耳聾」説から解釈したもの。
(後日書き写してみます)

当時の韓国の場合、社会(文化)人類学で言う「未開」とはまた違いますねえ。
レヴィ・ストロース『野生の思考』(1962年)で「野蛮(混沌)」から洗練された秩序が形作られたとする西洋中心主義に対し、混沌の象徴と結びつけられた「未開社会」においても一定の秩序・構造が見いだせる」として、それまでの未開観が変わった訳ですが、韓国の場合はこれには当たらないような。
かと言ってそれ以前の未開イメージとも違う・・・
ほんの一部層を除いて国家丸ごとスラム?
まあ韓国「オリジナル」なのでしょう


後日に続きます。






どうぞよろしく

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